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東京都、電気自動車の購入補助が太陽光設置で増額!?

2022.06.15
コラム

東京都、電気自動車の購入補助が太陽光設置で増額!?

太陽光発電既設なら電気自動車に補助金が支給される!?

今回のコラムは、都内にお住まいで今年4月1日に遡り電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)を購入された方に朗報です!

東京都は6月3日、太陽光発電を導入設置した個人の方を対象に、EV購入の補助として75万円、PHEV購入補助には60万円を支給する方針を小池知事が記者会見で発表しました。同日、今後、都議会に提出している補正予算案が成立すれば7月より受付開始を予定するとしています。

今年の4月1日以降に初度登録又は着工された電気自動車や太陽光発電システム、V2Hについては補助額や要件が下記リンク先記載の表のように一部変更(増額)となる見込みです。(補正予算案が可決された場合)

これは、「ZEV導入促進事業(5億円)」が予算案として提出されており、ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)の導入促進に向けた車両購入費等の支援となります。従来から個人に対してはEV導入に対して45万円の補助金があったわけですが、夏場の電力不足に対応するために、太陽光発電を導入する(もしくは導入している)個人に対しては75万円に増額、EVを蓄電池として活用してもらうことが目的となっています。

さらに、住宅とEVを繋ぐV2Hに対しても、単独導入で1/2(上限50万)が補助されますが、V2Hを導入することでEV・太陽光発電の3点が揃う環境であれば、補助額が増額され上限100万円の補助となります。ポイントは太陽光発電を設置しているか否かです。

東京都を筆頭にした補助金の拡がり

小池都知事は「自動車のEVへの買い替え、また電力の確保につながりますV2H、そして太陽光発電の導入をぜひご検討いただきたい」と発言しており、唯一の創エネ機器である太陽光発電の推進を改めて述べています。
夏場の電力不足に備えた今回の発表ですが、日本のエネルギー問題に直結する素晴らしい補助制度だと思います。「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」など、積極的な東京都。引き続き、動向には注目したいですね。

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