【岸澤宏樹 結果情報】 3/6|東京マラソン
- 2022.03.14
- スポーツニュース
みなさまこんにちは^^
弊社本社のある神戸は、最近では4月並みの気温でとても過ごしやすい日が続いています♪
今年は桜も例年より早く咲くところが多いようで、いつもより暖かいみたいですね!
引き続きコロナ対策をしっかりしつつ、春の陽気を楽しみましょう☆
さて、本日は久しぶりのアスリートの大会出場報告です!!
今回は岸澤選手、先日行われた東京マラソンに出場してまいりました!車いすマラソンの部には、世界トップレベルのマルセル・フグ選手(スイス)やジョンボーイ・スミス(イギリス)も出場され、非常に注目度の高い大会です☆
今年に入って初めての大会でしたが、結果はいかに・・・?
大会情報
- 大会名:東京マラソン
- 日 程:2022年3月6日(日)
⇒結果:12位!!(1時間39分26秒)
世界トップレベルのアスリートが集まる厳しい戦いの中、なんとベストタイムを更新することができました!緊張とプレッシャーがあっても、しっかりと記録を残せるところはさすが岸澤選手ですね!!
また、ご本人によるレースの様子とコメントを頂きました☆
■レース前予想
まずコースとして最初の5kmが下り坂の為、高速ペースの展開になることが予想できました。
ほぼ5kmで集団と順位が決定するのが東京マラソンでのレースでは多かったため、スタート後からが勝負となると考えていました。
■レース
スタート後、先頭の選手に着けて2位の位置となりました。
一時私含め3人の選手で後ろと差を空ける形となりましたが、1~2km程で優勝したマルセル選手含む3人の選手が追い付いてきました。
6人固まるとともにその瞬間にペースが一気に上がり、集団から離されてしまいました。
下り坂ではスピード差が生まれやすい為、後ろから追い上げてくる選手に着くことが難しく、力を使っていたこともあり、その後1・2・1・2と計6人の選手に抜かれてしまいました。
この時点で約5kmの順位が決定しやすいポイントが終わり、12位での単独走となりました。
そこから約40km、車いすにとって難敵の風が強く吹いていて苦しい区間がの中、後ろの選手に追いつかれそうになる場面もありましたが、逃げ切る走りができ、ベストのタイム12位のままでフィニッシュとなりました。
大会テーマ:前半から先頭に近い位置でチャレンジするレース、入賞
当初の一つの目標としていた入賞には届きませんでした。
しかし、実力差や実績を気にせずに、入賞より上を狙いに行く勢いで距離を考えず、スタート後攻めて一時先頭に近い位置でのレースができました。東京パラや今大会で優勝し世界記録を持つマルセルフグ選手より先行する形で約2kmレースができたことも大きな収穫です。
残り数km粘ることができれば、5位以内も狙えるレースでした。マラソン実力者が揃う中でこういった攻めて可能性を感じることができるレースができたことは評価したいと思います。
冬の期間にベースとなる持久力や技術を鍛えてきた成果が一つ形として確認できました。
また前半攻めるレースができたことで、メイン種目とする800mへの自信にもつながり、改めて必要な課題が確認できたレースとなったので、トラックレースに活かしていけると確信をもちました。
来年のリベンジを楽しみにするとともに、まずは今年の目標であるアジア大会出場のために、トラック種目を仕上げていきたいと思います。
東京マラソンの分析をしつつ、オフシーズンの間着々と準備をしてきた岸澤選手、今回は今まで以上にいいレースができたようです☆次の大会が楽しみですね!!
今後とも、岸澤選手の応援をどうぞよろしくお願いいたします^^/